Financial Aid について

僕は海外MBAへは行きたいなと5年以上前から思っていたのですが、
だいたい1000〜2000万円かかるよ、ということで諦めてました。
奨学金とかも縁があるようには思えなかったし。


行くとすると、もちろん完全私費留学なので、
毎年ちょこちょことお金を貯めても、一体いつになったら行けることやら・・・と悲観的でした。


最近は、MBA留学は学生ローンなどでお金を借りて行けるのであればそれは十分にペイできる投資だな!
というマインドになっているのですが、とはいえない袖はふれず。
金策というのが心理的には一番大きな壁となっていました。


色々手段を考えて、ここは学生ローンだ!と思ったのですが、
会社を辞めてしまうと学生ローンも借りづらいとの話を聞いて、この道もダメかと。
(うちの会社は民事再生中ということで、さらに借りづらそうだなと。。)
じゃあ次は何かーと探していたところ、
先日AGOSさんの無料セミナーで聞かせていただいた話は使えそう。

各校の Financial aid を使う

僕の可能なお金をかき集めても、せいぜい一年分くらいにしかならないのですが、、、
という相談をしたところ、Financial aid でいけるんじゃない?とアドバイスいただけました。
金融不況でで今は厳しいところも多いが、ビジネススクールは financial aid をやっているので、
来年には大分復活しているでしょうとのこと。
financial aid も、外国人アプリカントに対してはなかなか出してくれないだろうなーという感じだったのですが、
一概には言えないそうですが、入学後2年目の学費が困難になっているじょうきょうであれば、
ビジネススクールはかなり助けてくれるというアドバイスをいただけました。
(そうかこの手があったと、本当に一筋の光明が見えた気分でした。)


Stanford の financial aid のページを見てみると力強い言葉が。
http://www.gsb.stanford.edu/mba/financial_aid/index.html

Admission to the Stanford MBA Program is need blind.

That means that your personal resources for financing your education are not considered in our admission decisions.

Once you are admitted, the Financial Aid Office determines your financial need and creates an aid package that may include loans, fellowships, or a combination, based on a variety of factors.

Business school is a significant investment in yourself and your future. We're committed to working with international students, US citizens, and permanent residents to meet all of your demonstrated financial needs through fellowships and loans.

Approximately three-fourths of our MBA students receive some sort of financial aid.


アメリカっていいなぁ、、、と少し感動しました。
もちろん喜んで投資をしてもらえるくらいの実力をつけて、証明しないといけないですが
それはこれから頑張るということで。
がんばろう!という気がでてきました。

奨学金(提供型)はそこまで手の届かないものではない

奨学金と言って一番有名ではなかろうかというのは、フルブライト奨学金
日米教育委員会 フルブライト・ジャパン のウェブサイト


なんでもみなさん申請の途中で諦めていくらしく、
最終的には出願者の30%が取得しているとのこと。
もちろん申請は結構 大変で、挫折していく気持ちも十二分にわかるのですが、
取得できる人って1%もいないんだろうなーと思っていたので、
なんだか意外でした。


こちらの要件をみてみても、多くの人にとって留学する大きな目的である
留学先での人間的な交流を主目的としているので、共感もできるなと。
http://www.fulbright.jp/keikaku/index.html

教育交流は、「国家を人々に変える」、すなわち国際関係を人間的にすることができます。それは他のどんなコミュニケーション手段もできないことです。私は教育交流が人々の間に必ず友好的な感情をもたらすものだとは思いませんし、またそれを目的とすべきだとは思いません。ただ、人間として共通の感情を喚起できること、言いかえれば、他の国々に自分達が恐れる教条があると理解するのではなく、自分達の国で育った人々と同じように喜びや悲しみ、残酷さや優しさを共感できる人々が住んでいる、ということが実感できれば充分だと考えます。

諦める前に、チャレンジをしてみる価値は大いにありだと思います。